テクニカルセンター

よくあるご質問

リパイプ・ブロック工法を関するよく寄せられる質問です。

当社のライニングは、耐久性、耐熱性の兼ねるべく、その素材のブラッシュアップと施工技術を磨いてまいりました。

詳しくは以下ご一読くださいませ。

Q.エポキシ樹脂は何年くらい大丈夫?

A.約30年の耐久性があります。

Q.エポキシ樹脂の耐熱温度は?

A.当社のブロックライナーは耐熱用に開発致しました。製造設計98℃ですが、実際の施工では70℃までの温度使用の仕様にしてあります。約30℃のクリアランスを取っています。

Q.ダブルライニングってなに?

A.ライニングとは裏打ちという意味で、管の内面に樹脂をコーテング塗る作業を指しています。通常、往復ライニングを行い塗りムラなどが無い様に行います。

これを業界ではシングルライニングと称しています。これに対して同じ作業を2回行う事をダブルライニングと言います。

 

1度目は白色の塗料で往復ライニングして数時間後に硬化確認を行い、硬化後、2度目は青色の塗料で往復ライニングを行います。

つまりシングルライニングで終了するのではなく、2回、ダブルでライニングを行うので材料も手間も2倍と言う事になります。これはエポキシ樹脂を撹拌する時とライニングする時に塗料と空気が混ざり微細な気泡が発生します。

その気泡が硬化途中で抜け塗料ピンホールが発生します。

時にはこの塗料ピンホールが銅管の素地まで到達し施工後お湯や水が素地に直接アタックします。この事で新たに銅管ピンホール(孔)が開き、漏水に至る事が判明しました。ライニングの欠点です。

 

そこで1度目のライニング塗料ピンホールを埋める効果がある2度目のライニングを行う事でほぼ完璧に塗料ピンホールを無くする事ができるのです。

銅管の更生工事は品質重視でなければなりません。その為には一切の妥協はありません。材料も工事量も2倍となっても高品質を実施する事で耐久性が抜群に長くなります。

銅管の事を長年研究し続け、漏水現場を無くする為に開発した特許技術です。

 

これがダブルライニングでお客様に寄り添った工法なのです。(ダブルライニングは当社の商標登録です。)

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